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[学生向け]タイ入国する前に準備することは?





1年ぶりにタイへ戻ってきました!


去年の3月から授業がオンラインへ移行。

3月末に、バンコクがロックダウンされる直前で一時帰国していました。

タイミングを見計らって、遂に戻ってくることができました。


さて、今回は学生向けに私がタイへ戻るまで、何を準備し、どのくらい時間を要するのか、飛行機を降りてからの簡単な流れについて、経験談を加えて書きたいと思います。


コロナの影響で以前より随分必要書類が複雑且つ増えているので、タイへ留学しようと考えている人や一時帰国中で戻る予定のある人へ参考になれば良いなと思います!


|入国前に準備したこと 

私が入国までに準備したことは、以下の6つです。

  • ビザの新規取得

  • 航空券予約

  • ASQ認定ホテルの予約

  • 医療保険証の用意

  • COE登録及び発行

  • PCR検査


|ビザの新規取得

私の持っていたビザが一時帰国中に切れてしまったので、新しくEDビザを取得しました。

*日本にあるタイ大使館でビザ延長の手続きは出来ません。


新規で取得する際、提出した必要書類は、以下の7つです。

  1. パスポート

  2. 申請書

  3. 写真(申請書に1枚貼って提出)

  4. 経歴書

  5. 在学証明書

  6. 身元保証書と身元保証者のサイン入りパスポートコピー

  7. 航空券予約確認書のコ

*2.申請書、3.経歴書、6.身元保証書はタイ大使館のウェブサイトからダウンロードできます。


申請書に写真を2枚貼るスペースがありますが、日本国籍の場合、1枚だけで大丈夫みたいです。

在学証明書は原本が必要なので、あらかじめ大学に問い合わせて書類を送ってもらうことをおすすめします。


今はコロナの影響で、日本への速達郵便ができないのでDHLで実家に書類を送ってもらいました。(大体4日から5日で届きました。)

詳しい内容は在日タイ大使館ウェブサイトで確認してみて下さい。http://site.thaiembassy.jp/jp/visa/type/9321/


|航空券予約

今回は最近新しくできたJAL傘下のLCC、Zip Air の航空券を予約しました。

スタンダードシートとフルフラットシートの2つがあります。

金額は、スタンダードシート・受託手荷物2個の料金で約3万円以内です。

飛行機での感染を防ぎたかったので、敢えて食事は頼みませんでした。




乗客は10人もいなかったので、すごくがら空きでした。

それでも飛行機を飛ばしてくださった方々に感謝の気持ちが溢れます。


ちなみに、フルフラットシートはビジネスクラスみたいな座席で約5万円台で予約できるので興味のある方は是非。

*飛行機をキャンセルする場合、税額のみしか返金されないので注意して下さい。

ANA、JAL、タイ航空からでもバンコク便があるので、調べてみて下さい。


|ASQ認定ホテルの予約

タイ入国後すぐに家に帰ることはできず、一旦ホテルで隔離滞在をしなければなりません。

その際、タイ政府からASQ(Alternative State Quarantine)の認定を受けたホテルに滞在します。

このようなホテルを予約できるサイトはいくつかありますが、私はAgodaでSolitaire Bangkok というホテルを予約しました。

滞在中、ホテルスタッフとの接触はほぼ無く、LINEまたは部屋の電話で連絡を取ります。

看護師さんも常に待機しているので、朝晩の検温や健康チェックはLINEで送り、電話で検査結果などの知らせを受け取ります。


Agodaでは、タイで隔離を予定している人向けに、ASQ認定ホテルのみが載っているページがあります。

金額は全て自費なので、自分の予算に合ったホテルを選んだ方がいいです。


ちなみに、2021年4月1日からタイ政府の方針が以下のように変わりました。

  1. 陰性証明書を持っているが、ワクチン接種(ワクチンパスポート)を受けていない外国人の隔離期間は10日間、期間中PCR検査を2回受ける

  2. タイ入国前にワクチン接種(ワクチンパスポート)を受けていて、陰性証明書も持っている外国人の隔離期間は7日間、期間中PCR検査を1回受ける

  3. ワクチン接種(ワクチンパスポート)を受けているが、陰性証明書を持っていない外国人の隔離期間は7日間、期間中PCR検査を2回受ける

*コロナ変異株の感染者が確認されている国や地域からの渡航者の隔離期間は14日間

私は1に該当するので隔離期間は10日間で、2回PCR検査をします。

 

|医療保険証の準備

入国する前提条件として、コロナとこれに関連する病気の治療費を含む10万アメリカドルの補償額の医療保険に入る必要があります。

私は3年前から、東京海上日動火災保険会社の海外留学保険に加入しています。

その中でも色々なプランがありますが、ほとんどのプランで、治療費を無制限でカバーし、コロナを含む感染症に対応しています。

他社でも海外留学保険や海外旅行保険を取り扱っているので、是非参考してみて下さい。


(東京海上日動火災保険のウェブサイト)

*ほとんどの保険証券には、コロナ等感染症をカバーする内容が明記されていないので、この内容を明記してもらうか、このことを証明する別の書類を作ってもらうことをおすすめします。



|COEの登録と発行

COE (Certificate of Entry)とは入国許可証のことです。

(多分コロナの影響で新しく提出が義務化された書類です)


入国許可証が発行されるまで、2ステップあります。


このウェブサイトから、まず個人情報やビザページを含むパスポート写真をアップロードして登録します。

この登録が承認されるまで3営業日かかりました。


ステップ2: 登録が承認され、COEを発行するため、以下の3つの書類をアップロードして再度提出しました。

  • 航空券予約確認書

  • 医療保険証券と証明書

  • ホテル予約確認書

そして提出した次の日に発行されました。

通常、ステップ1で3営業日、ステップ2で3営業日、つまり最短で6日はかかります。

また、ビザまたは再入国許可証を取得してから、このCOEの手続きを行って下さい。


ここで私の失敗例を紹介します。


私はビザ申請を出発日の1週間ほど前に行い、時間が無かったため、ビザ申請した日の夜に登録しましたが、土日を挟んだ3営業日後、結局ビザページをアップロードしていなかったので、再度提出するようメールが来ました。

メールを受け取ってすぐビザページをアップロードし、再提出しました。

承認にまた3日かかり出発日までに発行は間に合わないと思い、飛行機をキャンセル。

しかし再提出してから1時間後、飛行機をキャンセルして5分後に、承認完了メールが来ました。

この時は本当に焦りました笑

飛行機はキャンセルしてしまったので取り直し。


ホテルは、直接ホテルスタッフとメールでやりとりしていたので、状況を説明し、Agodaの予約を一旦キャンセル。(キャンセル料無料で全額戻ってきます)

ホテルのサイトから直接予約しました。(ホテルスタッフの対応が本当に親切でとてもありがたかったあ。)

PCR検査の日程もずらして、全ての予定が1週間ずれました。

なので本当に、時間に余裕を持って一連の流れの手続きすることを強くおすすめします。


|PCR検査

私は出発日の72時間前に、千駄ヶ谷インターナショナルクリニックで、検査をし、英文証明書を書いてもらいました。

ここは、一般内科と旅行外来を行なっていて、海外医療に詳しい病院です。


タイへ本入国する3年前に、狂犬病、チフス、A+B型肝炎などのワクチン接種もこの病院でやりました。

金額は3万弱、保険適用されないので全額自費です。

他の病院やPCR検査センターなどで安く検査を受けられるところはあります。

ただ英文証明書の発行はされなかったり、まだ対応していないところもある様なので、よく確認した方が良いです。


(千駄ヶ谷インターナショナルクリニックのウェブサイト)

|準備にかかった期間

最初の航空券予約日から、一連の手続きを行い、実際に入国した日まで、約1ヶ月弱かかりました。

割と短い期間で準備したので、集中力は高まりましたが、焦りがでて失敗しました。

だから皆さんは、時間に余裕をもって手続きして下さい。


|飛行機を降りてからの流れ

飛行機が着陸したら、空港内に入ります。

夜便だったのもあり、人は全くいなかったです。




写真のように、椅子が並べられていて、座らされます。

空港職員にパスポート、陰性証明書、医療保険証券と証明書、ホテルの予約確認書を渡して、彼らがメモを取り終わるまで待ちます。


その後、移動し、検温。

また別の職員がいるカウンターへ行き、同じ書類を提出。

ここではワクチン接種をしたか聞かれました。

そして書類が返されてやっと入国審査。

入国審査では、タイに来た理由を聞かれました。

私は、タイの学生だと伝えたので、証明できるものを見せて下さいと言われ、学生証を見せました。


その後、スタンプが押されて、ラゲージクレームで荷物を取って、やっと出れました。

空港職員にホテルの名前を伝えて、ホテルの送迎車が来たらホテルへ向かう感じです。




色んな段階を踏んでやっと入国できますが、コロナ感染者を広げないためにも必要なことです。

そしてまだ感染症が治らない中、こうやって飛行機乗り、ホテル滞在(隔離ですが)できることに、とても感謝しています。


また隔離が終わったら色々と記事を書いていこうと思います!


hal



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